2017

私たちのストーリー

Luminance Ashwoodについて

一日に施術するのは、多くて4名。それがここの基準です。

橘 沙織のサロンを開いたのは2017年の秋、代官山の路地裏に小さな物件を見つけたときのことです。それまでの10年間、青山の大型サロンでスタイリストとして働いていました。技術は身についた。でも、一日に15人以上のお客様を回す中で、一人ひとりの髪と本当に向き合えているのかという疑問が、ずっと頭の隅にありました。2015年に3ヶ月間パリへ渡り、「Atelier Marin」でバレイヤージュの技法を学んだことが、転機になりました。あの小さなアトリエでは、スタイリストが一日に4人しか施術しない。それが当たり前でした。

帰国後、青山のサロンを退職し、2年かけて物件を探しました。条件はひとつ、自然光が入ること。代官山の現在の場所は、南向きの大窓があり、午前中から午後にかけて光の角度が変わります。その光の中で髪の色を見ることが、正確なカラーリングの前提だと考えています。内装は岐阜の木工職人・村瀬工房に依頼し、国産の栗材と桐材を使ったシンプルな什器を作ってもらいました。開店当初は予約が埋まらない月もありましたが、口コミで少しずつお客様が増え、今は2〜3週間先まで予約が入る状態になっています。

橘 沙織
ホスト · Depuis 2017

橘 沙織、東京・青山の大型サロンで10年間スタイリストとして勤務した後、2015年にパリへ渡り、バレイヤージュ専門のアトリエ「Atelier Marin」で3ヶ月間の研修を受けた。帰国後、2017年に東京・代官山にLuminance Ashwoodを開業。長野の草木染め工房との取引や、岐阜の木工職人との協働など、素材と空間の選定にも深く関わる。休日は長野の山を歩くことが多く、「山の色」との出会いもそこから生まれた。施術よりも、施術後の髪の変化を追うことに最も関心があると言う。

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