夏になると、カラーをしたばかりなのに色が抜けてきたというご相談が増えます。紫外線は、髪の内部の色素(メラニンおよびカラー剤の染料)を分解します。これは防ぐことはできませんが、遅らせることはできます。ここでは、そのメカニズムと具体的な対策を説明します。

紫外線が髪に与える影響

紫外線(特にUV-B)は、髪のキューティクルを破壊し、内部のコルテックスに直接ダメージを与えます。カラー後の髪は、ブリーチや酸化染料によってキューティクルがすでに開いた状態になっているため、紫外線の影響を受けやすい。色素の分解が進むと、カラーが赤みや黄みに転んで見えるようになります。

UVスプレーの正しい使い方

UVスプレーは、外出前に乾いた髪全体に均一にスプレーします。根元よりも、紫外線を直接受ける毛先と表面に重点的に。スプレー後は手ぐしで軽くなじませます。水に濡れると効果が落ちるため、海やプールに入った後は再度スプレーすることをおすすめします。当店で販売しているUVプロテクトスプレー(¥3,200)は、夏季限定の入荷です。

シャンプーの選び方と洗い方

カラー後の髪には、pH4.5〜5.0の弱酸性シャンプーを使うことで、キューティクルを閉じた状態に保てます。アルカリ性のシャンプーはキューティクルを開かせ、色素の流出を早めます。また、シャンプーの際にお湯の温度が高すぎると、同様の効果が起きます。38〜40度のぬるめのお湯で洗うことを習慣にしてください。

ドライヤーの熱と髪の保護

夏は自然乾燥で済ませたいという方が増えますが、濡れた状態の髪はキューティクルが開いており、摩擦や外部刺激に弱い。ドライヤーで素早く乾かす方が、実はダメージが少ない場合があります。乾かす前にヘアオイルを毛先に少量なじませることで、熱から髪を保護できます。温度は140〜160度に設定し、同じ場所に長く当てないようにします。

サロンでできる夏のケア

当店では7月15日から8月31日まで、カラー施術にUVプロテクトトリートメントを無料で追加するキャンペーンを行っています。このトリートメントは、カラー後の髪に紫外線吸収剤と保湿成分を浸透させるもので、退色を遅らせる効果があります。ご予約の際に「夏ケア」とお伝えください。

夏の髪のケアは、日常の小さな習慣の積み重ねです。ご不明な点は、施術後の処方箋またはカウンセリングでご相談ください。